あくびをしながらスマホで何かを調べて、隣の人と楽しそうに話している人が本部長のすぐ後方に居ます。
本部長(知事)は県民の生命や財産に関わる大事な話をしています。
それを聴いている災害対策本部員も真剣です。
YouTubeを通じて災害対策本部員会議を視聴している人も真剣です。
もしかすると記者の方々なのかもしれません。連日の取材でお疲れなのかもしれませんが『災害対策本部員会議』という名称の会議で『本部長』が話す時間は全体のわずかです。会議体のトップが話をするときに、あくびが出てしまうのは生理現象なので仕方ないにしても、聴く態度としてはもう少し緊張感を持つことができるのではないかなと思います。
被災者の気持ちに寄り添うということを本部長(知事)が幾度もおっしゃっていますので、この大事な会議に同席するのであれば、被災者の気持ちを鑑みて、真剣に参加されることがお勧めかなと思います。
取材のスマート化
災害対策本部員会議は本部員と、ゲストとして招かれた人にだけ参加資格があり、発言は議長に認められた人だけに許されます。
県庁の部局でも『特にこの場で話しておかなければならない事項について』などの制約を受けた上での発言ですので、非常にコンパクトになっています。
それでも1時間以上かかる会議ですので、参加者はお疲れムードではあります。
記者の方々もお疲れだと思います。
災害対策本部員会議がライブ配信され、議事要旨が自動的に作成されて会議終了後速やかに提供されるようになれば、退屈している記者が会議場に居る必要はなくなるかもしれません。
YouTubeで即日配信されているだけでも画期的ですが、次に災害が起こる頃には、よりスマート化されていることを願っています。
翌日も….
災害対策本部員会議の本部長である馳知事が、県民の最大の関心事である生活について話している最中です。
知事は真剣です。
本部員も真剣です。
県民も真剣です。
記者1人はあくびをして、たいくつそうです。
この記者さん、会議が始まってからも必死にメモをとるのではなく、スマホを触ったり、隣の人に話しかけたりしています。
椅子に座らせてもらえないので、元々本部員会議に参加できるようなメディアではないのかもしれないので、マンパワー不足で慢性的に眠いのかもしれませんが、それであればYouTubeで内容を確認しても良いのではないかなと思います。
下記動画の51分50秒あたりから見て頂くと、上記のシーンが映っています。