そなえる(備える・具える)
有事に対して『物事に対する必要な準備をととのえる。用意する』という意味と、資産として『物を不足なくそろえておく。設備として持つ』という意味の記載が広辞苑にあります。
災害備蓄的な考え方は必要ですが、平時兼用やローリングストックといったそなえ方もあります。
目に見える形の在るものだけでなく、身構えや心構えもそなえるものの1つです。
ハードウェア&ソフトウェア
モノも重要ですが、知識や行動などを含めたソフトも重要です。津波が来るとわかれば逃げるが勝ちという事を知らなければ逃げ始めませんし、どこへ逃げると良いか知らなければ生命を落とすかもしれません。
情報を制する者が勝者となるストーリーはどこにでも存在し、大災害では生き残れるかどうかにも関わる重要なことです。
個&群
備え方として個人や家族など最小単位で取り組むものと、学校や会社、市役所など何らかのグループで取り組むものがあります。
税金を使って備えるものを『公助』とも言います。
個人や企業など私費で備えるものを『自助』とも言います。
町内会や互助会など資金や労力を出し合って備えるものを『共助』とも言います。
災害対策基本法の基本理念(第二条の二)では『住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織』を『自主防災組織』と定義しています。
災害対策基本法では自助も共助も推進しています。
(基本理念)二 国、地方公共団体及びその他の公共機関の適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに、これと併せて、住民一人一人が自ら行う防災活動及び自主防災組織(住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織をいう。以下同じ。)その他の地域における多様な主体が自発的に行う防災活動を促進すること。
災害対策基本法 第二条の二
Top
└SoNaE
├BCP
├BCM
├訓練・教育・演習(Drill)
├兵站(Logistics)
├情報(Information)
└お問合せ