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アーカイブとは
アーカイブとは資料や記録などを意味します。多くの保存記録がデジタル化された現在、データベースを構築することで様々な資料と触れ合うことができます。
なぜ、アーカイブ?
アーカイブデータを閲覧する目的は何でしょうか。
そこから何かを『知りたい』と思うから、というケースが多いと思います。
災害は規模が大きくなるほど経験する機会は少なく、経験者には痛みを伴っていることが多いです。
犠牲とともに経験したことを、経験しなかった人が知るには、経験者から直接お話を聞く事と、画像や資料などを閲覧する方法があります。
資料は雑多に散乱している場合も多いのですが、データベースとしてまとめることで見やすさが増すと考えます。
オープンデータ
アーカイブデータは資料館などに保存されているだけでは二次活用が難しいです。書籍であれば図書館まで行く意味もありますがデジタルデータであれば物理的に建物を訪問する必要性は高くありません。
現在、いくつかの災害においてデータベースが公開状態になっています。
行政の『オープンデータ』には『CC』(クリエイティブ・コモンズ)という記号が付されている場合があります。これはルールに従えば自由に使って良いですよ、といった意味があります。
【参考】creative commons JAPAN:オープンデータに関するFAQ
目次
アーカイブ
├ アーカイブとは?
├ 災害画像アーカイブ
├ 東日本大震災
├ 阪神淡路大震災
├ 熊本災害
├ おわりに
└ お問合せ
災害画像アーカイブ
過去の災害の画像を検索することができるデータベースを制作しました。
関連記事 アーカイブDB
東日本大震災(画像アーカイブ)
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阪神淡路大震災(画像アーカイブ)
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熊本災害(アーカイブ)
熊本では2016年4月に震度7の大きな地震を経験しています。当時、4月14日の地震で大きな騒ぎとなったあとの4月16日に『本震』があり、振り返ってみると2日前は『前震』であったということになりました。
地震があった頃に産業振興を担当されていた県庁職員が、後の人事異動でアーカイブの担当になられ、そしてデータベースが構築されました。
2020年には豪雨も経験し、大きな被害を出しました。
おわりに
スマートフォンが1人1台近くまで普及した今、多くの場面で写真や動画を残すことができます。
SNSなどを通じてシェアされることは多々ありますが、振り返りの際にそれらの画像がタグ付けされていないとまとめて閲覧という訳にはいかないのが現状です。
また、マスコミが報じた情報はネット検索でも見つかりやすいのですが、著作権の問題で共有が難しい場合や、ある段階で削除されて検索ワードだけが残ってしまうということもあります。
個人がSNSなどで共有したデータが、どこかにまとめられると良いなと思います。
2022年のハロウィーンでは韓国で群衆事故が起きましたが、外国のデータも世界中でデータベース化されてシェアできると良いなと思います。
当サイトでは、データベース化できる方法の模索を続けて参ります。